趣旨

現代の社会では少しでも人と違うことを言えば、その人はもう相手にされなくなる。仲間外れにされたくないという一心から、本当の自分を閉ざす人も少なくない。しかし、そんなことばかりしていると最終的に自分自身を見失ってしまう。自分は周りの人にとって都合の良いロボットなんだと思い始めてしまったら・・・・・。
そうなる前に改めて理解して頂きたい。自分自身はたった一人しかいないのだと。

せっかく生まれついたのに周りにいる人間、たまたま同じ時代にたまたま出会った人、その人たちの意見と自分の意見が反対で自分を犠牲にして相手を立てたとき、果たしてなんの為に生まれてきたのか意味がわからなくなってしまうだろう。 そのうちに自分の意見を持たなくなる。そうなってしまったらもう手遅れなのだ。

心は自分自身である。考える前に心で感じたことを再確認してもらいたい。今まで生きてきた中で心に残っている言葉や感動した言葉や支えられた言葉、それらは全て自分自身が良いと思っている言葉達なのである。その素晴らしい言葉達を文章化して実際に目で見てみよう。たくさんの自分自身の言葉達を本にしてみよう。

この企画はまず自分が率先して行いITCクラブに入部してくる後輩にも参加してもらいたいと思う。今、後輩にしてあげられることは関東第一高校に馴染んでもらう為の環境の提供である。この場が本音で語れるディスカッションの場になりコミュニケーション能力を向上させると思う。その結果、自己発信力の向上や様々な自分の力になるだろう。
そして将来何かあった時に必ずこの言葉の本が、一番の特効薬になることを信じている。

計画