本文への移動 カテゴリーメニューへの移動
ITCクラブ室
桑原総合サイト
ペット業界は人間の世界と変わらない

ペット業界は人間の世界と変わらない

2012年04月27日 記 : ITCクラブ会員 桑原 直幸

近年ではペットビジネスが急上昇しています。このビジネスには、生徒の将来の選択肢の一つになります。私は実態を知るためにドッグショーを見学して来ました。会場では沢山の催し物が行われ、ペットビジネスの裾野の広さを改めて実感する事が出来ました。以下、見学した内容を報告させて頂きます。

  • 名称
    : FCI ジャパンインターナショナルドッグショー 2012
  • 日時
    : 平成24年3月31日 (日) 9:00~14:00
  • 場所
    : 東京ビックサイト
  • 主催
    : 社団法人 ジャパンケネルクラブ
  • 目的
    : ペットビジネスの実態を学ぶ
  • 結果
    : 学んだ事の考察と感想を以下に記します

最初に、審査会に参加する方々の準備の様子を見学しました。飼い主達は、互いに情報交換をしながら準備をしていました。

▲ ジャパンインターナショナルドッグショー開場前風景

ジャーマンシェパードの審査会を見学しました。4頭ずつ審査され順位が付けられていました。どのシェパードも優秀に見えましたが、飼主とのコミュニケーションが上手く取れていたシェパードが上位になっていました。

▲ ジャーマンシェパードの審査会の様子

優秀な技術を持ったトリマー達による「トリミング全国大会」を見学しました。

▲ トリミング開場の様子

トリミングを実施しているブースを見学しました。トリマーは飼主に細かく説明をしながら手早く作業を行っていました。
  大型犬はトリマーが2から3人がかりで実施していました。

▲ ※爪を切っている写真です。

ペット産業のお店が沢山ありました。そこで気が付いた事は、お店の業種は私たち人間と変らないという事でした。
  ペット用のエステ商品を見付けた時は本当に驚きました。

▲ ペット産業のお店がずらり

考察

今回は犬専門のイベントでしたが、業種範囲がとても広かった事に驚きました。
  一番学んだ事はペット教育の在り方でした。ペットを教育する事でモラルが生まれ、それに関連した商品・企画・協賛団体が生まれました。そして、飼い主は勉強しなければならない事が沢山あります。衛生面、環境面、虐待などへの勉強も必須な知識だと知りました。

ペットは家族にとっては大切な一員。人と動物の垣根を越えているところが多くあります。ペット産業には、これからも新しいアイディアで新商品が生まれて来るでしょう。その将来性を改めて感じる事が出来ました。

学生にも、早い時期からの動物に対する教育が必要ではないかと思いました。

以上